事件事故現場に供えられた花の話
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吉祥寺で女性刺殺事件 [ *1 ] があったというニュースを観ているのだけど、これとは少し離れた話。

ニュース映像で流れる事件事故現場にはやはり、たくさんの花が供えられていた。今回に限らず、事件事故現場ではよくある風景。

かなり昔なのだけど、「事件事故現場に供え物をすると、亡くなった方がそこから動かないからしないほうが良い」という話を聞いたことがある。現場にある魂を自宅に連れて帰ってあげないと、ずっとその場所にいてしまうからダメですよと。

病院で亡くなった人を葬儀のために移動する時、「これから家に帰るからね」等々声を掛けなさいと云われたことを思い出す。亡骸だけ持ち帰ってもダメらしい。

実際のところは不明ではあるけれど、とりあえずは「そんなものかなぁ」などと思いつつ、実践する場があるときはそれを行っている。気持ちの問題かもしれないけれど、そのような行為をすることで残された側が何かしらの納得を得ることはできるので、まあ問題ないかなと。

例えばいつもの道中に供えられた花があったときに思うのは、「ここで亡くなった方はちゃんと連れて帰ってもらえたかな」ということと、「ちゃんと連れて帰ってもらえてるなら、ここにある供え物は無意味だよな」ということと、「もしかしたら、この場所に縛られてはいないかな」という複雑な感情。手を合わせてくれる人がいるために、そこから動けないとしたら。

なんだか困ったことを教えてもらったものだと思いつつ、路上の花を見るたびあれこれも思い出す。

よくある怪談話で「病院で亡くなった方が……」的な話があるのだけど、そういうのを見聞きすると「ああ、ご家族が連れて帰ってくれなかったんだなぁ」などと思ってしまうので、怖い話のはずなのになんだかかわいそうになってくるのでありました。

個人的には自身の場合、何かしらの事件事故で死んでも適当にふらふらして適当に戻るから放っておいてくれという感じはするのだけど。

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  1. 吉祥寺女性刺殺事件 – Google 検索』 []

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