持ってるだけで健康になれるというアレから広がる話

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プレスリリース公開と同時に「なんじゃそりゃ」とツッコミが入りまくった、トーンモバイル株式会社のTONE。「持ってるだけで健康になるスマホ」という文言( [魚拓] プレスリリース | TONE : トーンモバイル)がやばくねぇか的な話もあって、生暖かく見守っている状態です。

このプレスリリースを読むまで青柳幸利氏のことをまったく知らなかった私ですが、こちらに書かれていた「奇跡の研究」「中之条の奇跡」とやらにそそられまして、ちょろっとだけググッてみたりしてました。

この方の話、最近のことかと思っていたのだけど1年以上前に記事になってるんですね。私が読んだのは『「8000歩/20分」以上の運動は、病気の予防にならない:医療:日経デジタルヘルス』という記事なのだけど、興味深く読ませていただきました。

で、この記事で表記されている「中之条研究」なのだけど、研究の協力者には活動量計を身に付けてもらってデータ取得を行ったと。利用している活動量計は、現在ではテルモ製の「メディウォーク」であるとのこと。

というわけで、メディウォークとはなんぞやという話になりまして『メディウォーク|歩行強度計・活動量計|テルモ 一般のお客様向け情報』からリンクされてる動画を観てみたり。

動画を観ていると気が付くのだけど、初期設定時の歩数と中強度運動に関しては青柳氏のおっしゃる数値がデフォルトになっているようで。サイズもコンパクトだし希望小売価格は2016/02/19現在で7,180円。ランニングコストは交換が必要なリチウム電池だけ。PCで記録を保存もできると。よくある健康管理商品という感じでヨロシイのではないでしょうか。

ここまで調べてTONEに戻るのだけど、メディウォークにはない機能追加をしているのがポイントなのかもしれないとは思いつつ、本体価格が3Gのみ対応バージョンでも税抜き19,800円。月額使用料が1,000円となれば、活動量計だけが欲しい人にはすごく無駄な買い物になるよなぁとか。

活動量計+スマホの他機能だから……という話もあるのだけど『TSUTAYAが始めた「TONE(トーン)」は、年寄り用だから注意ね。【メリット・デメリット】 | 格安スマホ初心者ガイド powerd byふじさわブログ』などを読むと、ぶっちゃけスマホとしてならいらんよなぁという感じ。

結局のところは人それぞれ欲しいのを買えば良いという結論なのだけど、健康というものに対して積極的な人ならメディウォークで十分じゃんというね。どうにもこの話があまり出てこないまま、TONEでしか青柳メソッドが実現できないような書きっぷりが気に入らねぇ。スマホを扱えるだけの積極性のあるお年寄りならすでに他のスマホであるとかケータイであるとか所持してるだろうし、活動量計というキーワードだけで乗り換えるとも思えん。

詰まるところ、TONEがなかなか売れないから今話題の青柳メソッド採用して自治体に配って補助金ゲットというシナリオしか見えてないのだけど、やはりそういうことなのではないのかねぇと云うのがなんとも。

「天下り」「露骨」との声続出! 樋渡啓祐・前武雄市長がCCC子会社ふるさとスマホ社長就任 | ガジェット通信』という話もありまして、CCCと樋渡氏が絡んだ案件というのはいつもいつも胡散臭いったらありゃしない。

要するに、データ取得できる活動量計に関しては、TONEだけじゃないということは忘れないでねという話でした。あ、そうだ。TONE使うと歩くだけでTポイントが付与されるそうだけど……ノルマ達成で1日1ポイント。年間365ポイントか。そうか、うまい棒30本セット買ってお釣り出るくらいなのだなうふふ。