Kindle 本からの引用で悩む

もふもふあげさん Kindle Fire HD
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電車の中で Kindle Fire HD を開いて本を読んでいたのだけど、ふと「引用したい時どうすりゃ良いのか」が頭の中をよぎった。現在(無料を含め)購入した電子書籍に関しては、画面上でわかる情報としては“位置 No.”と“進捗率”しか表示されないのである。

Kindle 本における“位置 No.”と“進捗率”

通常、書籍から引用するにあたりは引用箇所のあるページ番号の記述も必要かと思っているので、これはちょっと困ったなと。というわけで Amazon でのヘルプを調べてみたのだけど、以下のような記述があった。

位置No.とページ番号を表示する

位置No.

Kindle本では、位置No.が画面下に表示されます。位置No.とは、本文の各行に割り振られた番号です。位置No.はフォントの大きさを変更しても変わらないため、簡単に特定の部分を見つけることができます。

ページ番号

Kindle本のページ番号は、印刷版の本のページ番号と一致します。ページ番号は、印刷版の本の続きをKindle本で読む場合などに便利です。Kindle本にページ情報が含まれている場合は、読書中に画面の中央部分をタップするとページ番号が表示されます。

Amazon.co.jp ヘルプ: Kindle Fireでの読書

結局のところ、ページ情報がない場合、書籍におけるページ数はわからないらしい。Kindle 上で読む限りであれば“位置 No.”の明示を行うことでなんとかなりそうだけど、これはちょっとなぁ。論文などを書く人は困るだろうな……というか、そのような人は書籍を購入するなり図書館で借りていたりするか。

ブログで引用する時、Kindle 本における“位置 No.”を明示することでお茶を濁すことになりそうだけど、そうなればなったでパーマリンクを張ることもできないのだよな。せめて同じ Kindle 本を持っている人ならパーマリンクをクリックすることでアプリが起動して、該当箇所のあるページが表示されるような感じになれば良いのに。

こういうことを考えてみるに、電子書籍というのはまだまだやらないといけないことがあるのではないかと思うのであった。個人的に読むだけであれば、別段気にならないのだけどねぇ。この点に関して言えば、自炊本のほうが利便性は高いかもしれない。スキャンするならページ番号も取り込んでるだろうし。

ちなみにテストとして INFOBAR A01 にもアプリを入れてどうなるか試してみたのだけど、当然のことながら結果は同じ。これに関してはそんなことより、Android アプリが重過ぎて話にならんということが発覚して、テスト終了後は削除した。どうせ狭い画面では読まないし。久々にひどい公式アプリを使ってみた感じがした。

まぁとりあえず、Kindle 本から引用するような機会があったなら“位置 No.”を明示するしかないな。ページ数がわかれば当然それを明示するけれど、データが入っていないなら仕方ない。

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