まろさんの血液検査の結果が返ってきた。診断報告書を読むと、かなり健康な部類であった。腎臓に関しては以前より投薬を開始していて、数値は適正範囲を少しだけオーバーする程度に抑えることができている。
甲状腺に関する数値は適正数値の下限に近かった。先生曰くは、明け方によく鳴くようになったのは心配していた甲状腺の状態ではなくて、心理的なものだろうという結論。
要するにあれだ。あげさんがいなくなってからの変化にまだ適応できなくて、不安を感じたりしているのだ。
今日は某社から歩いて帰宅したので遅くなったのだけど、まさかのまさかで玄関まで迎えに来たことに驚いた。まろさんが私を玄関まで迎えに来たのは、もしかすると初めてではないか。目が見えてる見えていないというは、もはや関係ないようだ。
どうにも寂しがり屋さんであることはよくわかったので、今日は「お留守番ありがとねー、おかげで今日も家の平和は守られました」と褒めて撫で回す。で、それに満足したのかまた寝始める。
この調子で日々生活を積み上げていければいいな、とか思ったりした。