あげさんの膀胱炎と年末年始看護の備忘録

もふもふあげさん ねこ
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2017年になって10日目。少しは落ち着いたので、年末年始とあげさん(19歳)の膀胱炎に関しての記録を書いておくことにする。2016/12/22に膀胱炎が再発したところから話は始まる。前回の膀胱炎を確認したら2013/03/31にエントリをアップしていた [01] ので、ほぼ3年半ぶり。

2016/12/22(木)

日が変わる前あたり。あげさんの居たホットカーペット上で血のシミを発見。前回の経験から膀胱炎であろうということがわかったのだけど、あくまで憶測ということもあり、翌日朝一番で掛かり付けの動物病院へ行くことにする。おしっこの頻度は少なめだったけれど血が混ざっている状態が続くので、翌早朝までは適宜掃除をしつつ様子見。

2016/12/23(金・祝日)

動物病院まではタクシーで約20分程度。開院は09:00なので、08:30くらいにかごに入れたあげさんを連れて病院へ行く。先生に症状を説明して検診。血のおしっこが付いたティッシュ(ジップロックに入れて持って行った)も確認してもらったところでは「膀胱炎でしょう」ということで、抗生物質の注射を打ってもらう。

注射した抗生物質は2週間程度保つとの説明を受け、年明け週末(2017/01/05付近)まで様子を見ましょうという結論で帰宅。帰宅後のあげさんは多少元気になったようで夜には普通におしっこもできるようになる。食欲も普通にあって特に問題はないように見えた。

2016/12/31(土)

紅白歌合戦が始まる時間帯くらいだったか、また血尿を確認。今回は明らかに症状がひどくなっていることがわかるくらいで、横になる時はぐったりしてしまう。トイレに行こうとはするのだけど、我慢できなくて立ち上がった途端にその場でおしっこしてしまう。おしっこするのはわかるので、気が付いたらティッシュを持ってそれを受けて拭いてあげる作業を繰り返す。

1回のおしっこの量は少なくて、目薬3〜6滴分くらいかな。それに血が混ざって薄めのピンク色。水を飲んだ直後だけは若干おしっこの量が増えるのだけど、それも3枚くらい取ったティッシュで受けられる程度。ともかくはトイレに行けないので、寝ている毛布がおしっこまみれ。横になっている間も血の混ざったおしっこが垂れてくるのがわかるので、いたたまれなくなってくる。

ここで、トリミングしておいて良かったと本当に思った。長毛種なので、毛が長いままだったら、そこまで細かいことにが気が付かなかったかもしれない。

2017/01/01(日・元日)

毎年年明け早々から軽く仕事を行い、あげさんが寝ているのを確認後に地元神社へ初詣に行く。こちらの神社は毎月月初めにあげさん&まろさんの健康をお願いしているところなので、今回も初詣というよりは彼女たち用のお願いがメイン。仕事関係用は毎度のお稲荷さんに行って、1時間ちょっとで帰宅したのが04:00すぎたくらいだったろうか。

帰宅後はあげさんに付きっきりでおしっこをティッシュで受けて撫でてあげること数時間。地元で元日から通常営業している動物病院を見つけたので、08:00開院に向けて行動。5分前くらいに到着して受付をしてもらい、診察を受けた。状況は全部説明して再度抗生物質を打ってもらい、次回掛かり付けの病院に行くまでの間用の抗生物質錠剤をもらう。

診察室ではそのままおしっこを出してもらい、そちらも検査。phは6.6(弱アルカリ性)で比重が1.01(猫の通常が1.02とのことらしい)という結果だったのだけど、検査したおしっこに結石は見当たらず。この場合は結石による膀胱炎ではなくウイルス性でしょうという判断。phが酸性に振れると結石の疑いもあるそうで、勉強になった。

帰宅後は多少落ち着いたようだが、状況にあまり変更はない。布団の上で寝ているが起きてトイレに行く途中、力尽きておしっこしてしまうパターンが多くなったことを受けて、布団半分とトイレまで行く道中ににペット用シーツを敷く。以降私は布団の残り半分の上で生活することになる。

2017/01/02(月・祝日)

寝ているときもぐったりした感じで、こちらとしては心穏やかにはなれず。おしっこの量も変化なし。トイレに行こうとして起きるのだけど、その場でおしっこする状況も減らない。血もまだまだ混ざった状態。

ここで、あげさんが大晦日の再発時からご飯を食べていなかったことに気が付く。食欲が無いのは仕方ないのかもしれないのだけど、心配で心配でほとんど何も手に付かず(スマホでいつでも中断できるゲームしかしてない)。黄色い液体も吐いたのだけど、これは胆汁のようで食べていない状況ではままあることらしい。

2017/01/03(火)

状況は変わらず。食欲不振が心配なのだけど、どれなら食べてくれるかわからないので、彼女が好きなものと匂いの強いカリカリを購入。結局口をつけてくれたのは焼き海苔だけ。細かくちぎって口まで持っていったら少しだけ食べてはくれたのだけど、この後5〜6cm程度の細いうんこをしたこと確認。考えたらうんこも出ていなかったのだけど、こちらは食べてないからだろうと判断。

ゴミの日が翌日に控えているのだけど、おしっこを受けたティッシュで30リットルのゴミ袋がいっぱいになる。もう数日おしっこ受けては適度に手を洗いに行くという行為を繰り返していたので、手がしわしわになっていたのは仕方ない。

夜間には別件でてんかん症状も出てしまって、自身を落ち着かせるのに精一杯。こちらも数年前に出てから後は治まっていたのだけど、2016/11/03に再発してからの続き。間が2ヶ月あるので、こちらは経過観察モードとする(発症間隔が2週間を切ったら先生に相談するという約束をしている)。

2017/01/04(水)

掛かり付けの病院年始初日、一番乗りで伺って年末年始の状況を詳細に説明。膀胱炎が考えていたよりひどかったのが原因だろうということで、炎症止めの薬を注射してもらう。(最初に打ってもらった)抗生物質そのものは効いているはずなので、原因となるウイルスは抑えられていると思われるとのこと。

念のために血液検査も行い、数値に関する説明も受ける。白血球の数値がいつもの3倍を超えていたのだけど、平時が少ないので通常の範囲。その他の高目の数値を出している項目も、現在膀胱炎と戦っているからということで納得。そうして翌日から1週間分の炎症止めの薬ももらって帰宅。

帰宅後のあげさんはややぐったりな感じではあったのだけど、多少は動けるようになる。おしっこも寝て起きていきなりする回数は減り、トイレまでの道中のペット用シーツ上で行うことが増える。

私はこの日から仕事始めだったのだけど、あげさんの調子も良さそうで帰宅後にカリカリを出してみたら食べてくれたのはうれしかった。

食欲に関しては、炎症止めを飲ませて2日経っても食べない場合は点滴を打ちましょうということになっていたので、本当に食べてくれて良かった。

2017/01/05(木)以降

おしっこの量は増えて血の量はどんどん減り、日々トイレには近付けるようになり、これを書いている現在では布団上のペット用シーツは撤収。やっと布団半分の生活からも開放。少し前まではトイレに入っておしっこできたら、ちゃんと私のところまで来て鳴いて報告してくれるようになったのは面白かった。

もらった炎症止めの投薬も明日で終わり。少なくとも目視できる範囲での血尿は確認できなくなった。まだトイレに身体半分だけ突っ込んでおしっこしてしまうことはあるけれど、「がんばったなーw」と言って頭を撫でるようにしている状態。

食欲はまだまだ復活しないけれど、毎日多少なりとも食べてはくれるので大丈夫かな。やっと少しだけではあるけどうんこもしたので、こちらも一応は安心できた。この調子でゆっくりで良いから完全回復できますように。

ねむねむあげさん

以上、年末年始のあげさん介護記録。

References[+]

References
01 あげさん膀胱炎になる』を参照してみてください。
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