『Amazonにクレーム付けたら返す刀でばっさりと斬られたでござる』という記事を読んだ。ブログ等に Amazon を利用した商品紹介を行う場合、初めてアカウントを作成するときに「どのサイトで紹介するか」を申請する。その後サイト移転を行った場合は Amazon に対してその由連絡して、新しいサイトの URL を申請して許可をもらわないと規約違反になる……ということなのだけど、私もこれを失念していたのでごめんなさい。
というわけで慌てて最初に登録したはてなダイアリー以外のリンクは一旦すべて消して、このブログの URL も申請して無事承認をいただいた次第。通常であればこれでめでたしめでたしなのだけど、カスタマーサービスとメールをやり取りして確認できたことが数点あるので備忘録として。
- サイト URL を申請するときは、Amazon に用意されているフォームから申請を行う必要がある。アカウントサービスの『Web サイト情報の確認』ページでサイト URL を追記できるようになっているが、そこでサイト URL を入力して登録内容を変更しても申請したことにはならない。 [01]
- カスタマーサービスで確認したところ、サイト URL の追加は Amazon の内部で管理しているそうで、該当ページで表示されているのはあくまでユーザの確認用。
- 追加申請したサイト URL は『Web サイト情報の確認』ページに表示されない。Amazon 側で把握されていれば問題ないということ。申請受理後に自身で該当ページに追加するのは先に書いた通り、あくまで備忘録程度だということ。
ここまでは基本的な部分で、本題はここから。今回の申請時、ついでだからということで Togetter での Amazon アソシエイト利用に関しても確認したのだけど、こちらについては以下のようになるそうだ。
- Togetter でまとめページを作って Amazon アソシエイトを利用する場合、そのまとめの URL を随時申請する必要がある。10 個のまとめを作ってそれぞれに広告リンクを張り付ける場合、それだけで同一アカウントで申請できる上限値に達する。
- まとめページでは『便乗アカウント』が勝手に Amazon アソシエイトを利用する場合があるが、問題があると判断した場合は Amazon に対して詳細を連絡すれば対応してくれるとのこと。当たり前ではあるけれど、まとめページに張り付けられた第三者のリンクはまとめた本人が削除(あえて報告だけ行ってそのまま晒しておくというもアリか)。
Togetter ではまとめを作るときに併せて広告設定できるようになっているのだけど、それを利用することは実質不可能。まとめページを公開した後にその URL 申請を行って受理されてからでないと機能利用してはいけないというのが Amazon 側の主張。これ、Togetter 側でも注意書きを加えるとかの対応をしておかないとダメなのではないかな。
評判の良いまとめページには便乗アカウントが広告を付けることもあるけれど、そういうアカウントはまっくろくろすけ。こちらも Togetter 側で何かしら対応しておかないとダメな案件か。あと、広告の入っていないまとめに便乗アカウントが URL 申請を行った場合どうなるかまでは聞いていないけれど、まとめた本人が気がついて申告すれば良さそう……ってそんなリスキーことは普通しないか。
ところで冒頭で紹介した記事だけど、逆切れして Amazon のことをボロカスに書いてるから承認されないのではないかと思いつつ、そんなひどい大人にはならないように気をつけようと思ったのでありました(まる)
References
↩01 | 該当ページの最上段に注意書きと共にリンクが張られているが、これを無視して「サイト URL を追加することで問題ない」と勘違いしている人がいた。 |
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