とろろご飯で肉を食べるシリーズ、今回は渋谷ヒカリエ6階にある『牛たん炭焼利久』で基本のメニューであろう牛たん定食をいただくことにした。麦めし大盛りにとろろを付けて2,052円也。
最初は牛たん1.5人前にしようかと思ったのだけど、思いの外厚みがあって大きかったこととテールスープの量が新宿ねぎしの1.5倍くらいあって、1人前でもそこそこの量になったのは想定外であった。
でまぁとろろの話。追加で300円という金額であるとか「味は付いてないので醤油で適宜お好みにしてください」であるとか、そういうのは横におくけれども、これがすり鉢に入ってくるのにすりこぎ棒がないのよ。お箸で混ぜることになるのだけど、すり鉢に当たるとお箸が削れる感がしてどうすんだこれ、みたいな。なんというかこう「があああああと混ぜたいんですけども!」と叫びたい気分だったがそんなこともできず。
テールスープは「味が薄ければコショウを使ってください」だとか言われたのだけど、これはまぁそのままでも良かったかな。横に座っていた女性はこれでもかこれでもかこれでもかというくらいの勢いでコショウ入れていて少し怖かった。近くのテーブルではさすがヒカリエらしく、ビル内IT系企業に勤めているであろうラフなカッコのにいちゃんが烏龍茶片手に仕事の話で熱弁を奮っており、酒も入ってないのによくもまぁそこまでここで熱くなれるなとか感心してみたりで愉快でした。
結論としては「肉はかなり美味しいけど麦めし固めだしとろろは別料金だし個人的には合わない感じだしもういいかなぁどうしよ」という複雑な心境になったりとかして。私としては新宿ねぎしの方がトータルバランスで勝ってるよなぁという感じですハイ。新宿ねぎしのとろろってやっぱうまいわ。
ところでオーダーを取った店員さんと麦めしを持ってきた店員さんは違ったからなのだろうけど、麦めしをテーブルに置く時「大盛りですけど間違いありませんか?」と真顔で云われて「ほえ?」とマヌケな返事してしまったのが悔やまれる。かわいい店員さんだったのに。