スコティッシュフォールドという猫に思うこと

スコティッシュフォールド ねこ
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初めてスコティッシュフォールドを知ったのは、数年前だったような記憶がある。当時どこかで掲載されていた写真を見て「おお、かわいい!」などと呑気に思い、どのような種別なのかを調べ、そうして彼らの歴史を知って愕然としたのだ。

最近HIKAKINがスコティッシュフォールドを飼い始めた [01] ということで話題(というか炎上状態)になったのだけど、ここでさらに驚いたのは、HIKAKINに絡めてスコティッシュフォールドの話を書いた記事への、いろんな方々の反応。

2018年も半ばを過ぎた現在において、未だにスコティッシュフォールドの話を知らない人が多い件。いや、猫に興味がないであるとか飼いたいけど飼えないという方々がそこまで突っ込んで調べているわけもないだろうし、場合によっては飼っているのに知らない方もいるということで、(それはまったく悪くないのですが)要するに世間的にまったく啓蒙されていないのだなということを知って絶望したというかなんというか。

アニコム損害保険株式会社が毎年発表している人気猫の品種ランキングでも10年間1位を獲得したというほどダントツ人気の品種だ

なぜ炎上?HIKAKINが飼い始めた人気猫種の、知られざる悲しみ(友森 玲子) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

10年間1位の品種であるという話にも驚く。不幸な子を出さないためにはブリーダーが繁殖を中止するしかないのだろうけど、この調子だと当面は何も変わらないのではないか。救いがあるとすれば、子どもの視聴率が高いらしいHIKAKINの動画で啓蒙できるのではないかということなのだけど、どうだろうなぁ。

すでに生を受けた子に関しては元気に長生きしてほしいと思いつつ、ペットショップ等で購入してしまったらまた新しい子が来てしまうのではないか、というジレンマもあるだろう。どうにかならないのかと考えてみたりもするれけど、私が何をできるというわけでもなく、すごくもやもやする。公的な機関が介入するしかないのだろうな、やはり。

ところで現代の記事を読んでいて思ったのだけど、グルコサミンは本当に効果あるんですかね。さらっと宣伝を入れてきているようだけど、効果があるなら、それに関する情報は出すべきだと思った。基本的にとても良い記事だとは思ったのだけど、「グルコサミンを定期的に投与してるからうちの子は大丈夫!」と言い出す人が発生するよ、これ。

猫というのは、自身の「いたい」「つらい」を隠して頑張ってしまう動物です。何も云わない、鳴きもしない、だから大丈夫、ではないのですよね。だから、記事におけるその箇所だけがとても気になった。

それにしても、最近は猫に関するつらいニュースが多くて読んでいるこちらも落ち込んでしまう。まぁ読まなければ良いのだけども、なんかね。

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