武雄市図書館における画像付きレポートの話

もふもふあげさん 社会
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いろいろと物議を醸す佐賀県は武雄市図書館なのだけど、今月初日にオープンして以来、訪問した方のレポートがネット上に上がってきていたりする。

ちなみにオープンしてそろそろ1ヶ月経とうとしているけれど、新しい『図書館』がどれほど素晴らしいかを書いているレポートはないようだ。館内にあるスターバックスの話と館内の雰囲気を褒め称える話はまぁまぁ読むけれどね。

私が気になっていたのは『図書館』がどうなったかということで、わざわざ来館して写真撮影までしてレポートしくれる方々の存在はなかなかありがたいものです。現段階で私が知っている代表的な画像付きレポートは『todotantan(特殊市民✅)さんの新武雄市図書館訪問記 – Togetter』『#武雄市図書館訪問記 – Togetter』『旧図書館を知る方の武雄市図書館探索 – Togetter』の3本かな。

ところがまぁ実のところ、武雄市図書館では『館内撮影全面禁止』をルールとしているようでして、本来であればこれらのレポートは公開禁止を要求されても仕方ないのではと考えてみたりもしていました。他所の図書館でも基本的には撮影禁止を謳ってるところばかりなのだけど、その理由というのは以下のようなものがメインになるのかな。

  • 書籍のカジュアルコピーを禁止するため。
  • シャッター音が他の方に不快感を与える可能性というマナーの問題。
  • 画像に第三者が写り込んだ場合の肖像権の問題。

他にも理由があるなら Twitter などで是非教えていただきたいなとは思うのだけど、大きな理由としては上記3点なのかなとは考えています。武雄市図書館の場合は問答無用で館内撮影禁止とルールらしいのだけど、こちらも理由を聞いたとするなら上記のような感じでしょう。

ところがまぁ、先に紹介した画像付きレポートに関してのクレームはどうもないようで。現場で撮影されていた人に対しての注意もなかったもよう。どうにもなし崩し感がひしひしと伝わってくるのですが、当事者である現武雄市長が図書館オープン2日目にして館内写真をアップした日記を書いている [01] という現実がありまして。

武雄市長日記にある図書館内の画像

これでは図書館スタッフは館内で写真撮影する人に対して「撮影禁止ですから!」などと注意することはできませんよねぇ。図書館のレポートをした方々は第三者が写らないような配慮をしつつ、現状における問題点となりそうな箇所を撮影してるだけですし。一方で武雄市長は……(他にも館内で第三者が入った画像付き日記がありますが割愛)。

というわけで思うに、これからレポートをアップしたい方も写真撮って大丈夫なんじゃないですかね。他の利用者の方の迷惑にならないよう、第三者の写り込みを気にしつつ、書籍のカジュアルコピーという著作権に反するような行為さえしなければ。もしスタッフに注意されたら、「市長なら問題ないのにどうして?」とでも聞いてみるのが良いかもしれません。

作ったルールをいきなり荒唐無稽化してしまう武雄市長の手腕には舌を巻いてしまう一方、おかげさまで他所に居ても問題点となるような箇所を画像で確認できるわけですからある意味ありがたい話ではあります。

References

References
01 2日間で1万人突破! : 武雄市長物語』を参照のこと。なお、消されても困るので、スクリーンショットを掲載してます。
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