地元のスーパーが閉店する

もふもふあげさん 社会
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地元のスーパーが次の日曜日を以て閉店ということは先日にも少し書いたのだけど、本格的に品揃えが在庫整理の様相を呈している。野菜と肉類はある程度仕入れているようだけど、本日行ってみたらば、たまごを陳列する場所にペット用のドライフード。

さすがにそれを確認した時は「ああ本当に終わりなのだなぁ」と思ってしまった。保存のできるものは以前から在庫整理モードで、その付近だけを見るとまるで北朝鮮における市場の様相。棚のいちばん手前に商品があって、その後ろには広いスペースが。

実はこのスーパー、常連だったということもあるのだけど、とあるパートの方がよく話掛けてくれるところであった。猫さん用の缶詰を買うときなのだけど、1種類を縦に積んでそれを数種類。会計の時に「8個ずつですー」などと言ってレジ打ちしてもらっていた。

レジ打ちしやすいように整理してから並んでいたのだけど、ある日「いつもありがとうございます」などと声を掛けられるようになってもう数年ですか。べんちゃらではあるのだろうけど「こんなことしてくる人はあまりいませんから」などと褒められて「へーそーなんですか(えへへ)」みたいな。

それからレジで顔を合わすと少しだけ喋ったり。

少し前にその方が居て、他に誰もいなかったものだから「終わっちゃうんですよねぇ」と声を掛けてみた。「残念です残念です」と繰り返されて、なんだか少し寂しくなった。ご近所に住んでいる方ではないと思うので、多分今後は会うこともないだろう。

最近の地元駅前は店舗の入れ替えが多い。どうにも飲み屋が増えてきた気がするけれど、それらのお店が長く生き伸びられるかどうかはわからない。お酒の入らないところでお喋りができるような方のいるお店が減って行くのは地元民としては本当に寂しい限りです。

今回は入居していた建物を建て直すからということで閉店ということらしいのだけど、新しくなったところに戻ってくるかどうかはわからない。もし戻ってきてくれて、また知った顔の方々も戻ってくるのであれば利用したいなとは思う。不景気が原因ではないらしいからこそ、残念で仕方ない。

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