日大アメフト事件とスポーツ選手における怪我に関しての雑感

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私が通っていた高校は、一応進学校だったくせにスポーツ系の授業が充実していた。体操競技(吊輪/鉄棒/跳馬等々)、水泳(各種泳法指導からの個人メドレーまで)、フィールド競技(三段跳びや砲丸投げ等々)、柔道剣道ハンドボールバドミントン。サッカーやバレーボールも当たり前に授業に組み込まれていた。

私はバドミントン部に所属していたのだけど、部活が終わった夜間は体育館でトランポリンを引っ張り出してきて、跳んでぐるぐるまわってた。それも「やるならちゃんと周囲にマット引いて怪我しないようみながフォローするんだぞ」という体育系教師の指導のもとで遊んでた。

大阪にいたので、初めてスキーを経験したのは高校時代の志賀高原でのスキー講習だった。それでスキーの楽しさも知って、20代中盤の頃は長野県でスキー合宿を行っている農家さんのトコロで寝泊まりしてスラローム競技を教えてもらったりした。

いろいろなスポーツを経験したことで、知らない競技でもルールを教えてもらえれば観戦を楽しめるようになった。実際に現在に至り、どのような競技を観戦してもすごく楽しめる。くそみたいな過去を経験してるけども、スポーツに関してだけは本当に良い経験をしたと思っている。

いろんな競技を観ていて本当に気になるのは各選手の怪我だ。選手の怪我はその人の将来を左右する重大な出来事で、自身が決めた生き方ができなくなる可能性もあるという重大な事象である。大リーグに挑む日本人選手が出たら、まずは「怪我をしませんように」と祈る。志半ばで折れてしまうプレイヤーは、みな怪我で悩む。体操の内村選手が怪我をした、というだけで心配になる。

前置きが長くなった。

日大アメフト部のタックル事件だけども、私がそれを許せないのは「意図的に相手を怪我させに(潰しに)ぶつかったことが明白な卑劣な行為」であることと、その後ののらりくらりとした対応のすべて。不慮の事故での怪我を見るだけでも痛ましいのに、それを意図的にやりますか。怪我はね、本当にダメなんですよ。その人の人生が180度ひっくり返る。下手したら誰かが死んでしまうプレイなのです。

選手の人生を左右するようなプレイが軽く済んで解決するわけがないでしょうが。私はアメリカンフットボールを実際にプレイしたことはないけれど、あのタックルを観た瞬間に「ええええええええ!」となりましたよ。ありえないです、本当に。

スポーツにおける怪我はね、あらゆる競技においていちばん避けて通りたい案件です。だからみな身体を鍛えて体調管理して、ということを行うのです。そのような本質的なことを理解できないような人物がいるということに驚きを隠せない。

怪我をしてしまって、やりたい競技ができないという経験をした人ならわかると思うけど。リハビリの期間も結構辛いのですよ。そういうことに考えが及ばないような人間は永久追放でいいでしょう。今回の日大アメフト事件と云うのは、後処理を含めて最悪の事件だと考えている。本当にひどい話だ。