WordPress のプラグインが裏でエラーを吐きまくっていた

もふもふあげさん WordPress
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このブログを設置しているサーバのステータスに関しては、毎朝早朝に logwatch を使ってメールを送るようにしてる [01] 。で、メールを確認しているといろいろとエラーがあったりすることがわかるのだけど、「nginx の生ログを最近は見てなかったなぁ」ということで、ちょっとそちらも確認することにしたのが本日お昼前のこと。

とりあえずは昨日分の error.log を確認すると、2種類のエラーが書き込まれていた。1つは先日 WordPress に入れてみた YARPP (Yet Another Related Posts Plugin) という関連記事用のプラグインに関するもの。このプラグインを使うと、個別のエントリに対して、その内容に類似するエントリを紹介してくれる。

ところが error.log を見ていると、個別のエントリへアクセスされる度に8行のエラーが書き込まれていることがわかった。内容は、テンプレートファイル内にて0での除算が行われてる箇所があるということらしい。8行分出力されていたのは、関連エントリ表示5行分+(何かの)3アクセスだと思うのだけど、そのままでは解決方法が思い付かず。

プラグイン修正するのは敷居が高いし……ということでかなり悩んだ結果、結局は YARPP の利用を止めて、Similar Posts へ切り替えることにした。参考にしたのは『WordPress 「Similar Posts」(関連記事表示プラグイン)の導入方法と使い方』という記事。

そうしてプラグインを変更して error.log のリアルタイム監視を行うと、こちらに関するエラーはまったく出力されなくなっていた。カスタマイズ性は YARPP の方が上だとは思うのだけど、アクセスされる度に8行のエラーログが吐き出されるのは堪ったものでない。まずはこれで1つ解決。

もう1つは「WordPress データベースエラー」という記述とともに、これまたブログへアクセスされる度に発生するというもの。データベースのエラーとなれば、そもそもブログそのものが表示されないという気がするのだけど、閲覧には問題なくて内部的にエラーが吐かれまくっているという感じでよくわからない。

ログの内容から察するに、どうも WPtap Mobile Detector というプラグインがダメだという結論に行き着きはするのだけども、これはアクセスしてくるデバイスごとに WordPress のテンプレートを切り替える役目を担っているわけで、どうしたものかとまた悩むことになる。

それにしても仕方がないので、同じようなプラグインはないか探したら、Multi Device Switcher というものが見つかった。利用方法に関しては『WordPressプラグイン「Multi Device Switcher」でAndroidスマホとタブレット端末のWordPressテーマ切り替え方法 – シングスブログ』という記事を参考にした。

つまるところプラグインを2つ変更したことになったのだけど、これで延々とエラーログが肥大してく様を見ることはなくなった。切り替える前のプラグインはどちらも有名どころだし、多くの人が使っていると思うだけど、みなさん大丈夫なのだろうか。エラーログのリアルタイム監視は、サーバにアクセスして以下のコマンドで。

sudo tail -F /var/log/nginx/error.log

発端は別件だったのだけど、いやいや気が付いて良かったです。WPtap Mobile Detector はかなり前から利用していたのだけど、まさかこんなことになっているとは考えもせず(チェックしろや)。まぁ以前まではアクセス数も微々たるもので、気になるような容量でもなかったから放置してたのよねぇ。

まぁまぁそういうわけですが、WordPress にプラグインを突っ込みまくっている方におかれましては、サーバのエラーログも念のため確認しておいたほうがよろしいかもしれません。表向きうまく動いているように見えて実は……ということがあるかもです。

生ログのリアルタイム監視にて、なかなか解決しないエラーを眺めるのは精神衛生上ヨロシクない。今回は気が付いてから解決するまでに7時間くらい掛かってしまった。おかげさまで、あれこれサーバ内の設定を見直すことにはなったから良かったと言えば良かったけども。

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