ヨドバシカメラがコミックだけにとどまらず、書籍全般の通信販売も開始した [01] 。コミックの通販開始のときもエントリを書いたのだけど [02] 、コミックの単価であればポイントも微々たるものなので、利用は好き好きレベルかなとは思っていた。地元レベルの書店にとっては、それでも脅威なのだけど。
ところがまぁ、書籍全般を扱うとなれば話は大きく変わる。ヨドバシカメラが優位に立つのは、地元レベルの書店では在庫できていない比較的高めの技術系専門書を扱っているところだ。もちろん Amazon でも扱っているのだけども、ヨドバシカメラなら 3% のポイントがもれなく還元される。
ヨドバシカメラ各店ならびにヨドバシ・ドット・コムにて、書籍の品揃えが大幅拡充!ベストセラーから話題の最新作まで幅広く取りそろえております。さらにヨドバシカメラならお得な3%ポイント還元!またヨドバシ・ドット・コムなら配達料金無料でスピーディにお届けいたします。ぜひこの機会にお買い求めください。
『高価な技術系専門書でも在庫があって』『最短即日配達で』『配送料も無料で』『しかも必ずポイント還元される』となると、普段からヨドバシカメラ利用者である人なら興味は確実に湧くと思う。もしかするとこれを受けて Amazon がやり方を変えてくるかもしれないけれど、それならそれでお得なほうを選べば良いという話。
高価な技術系専門書の在庫と付与されるポイントに関しては、例えば『ヨドバシ.com – セキュリティ | ヨドバシカメラの公式通販サイト【全品無料配達】』などを確認してみると雰囲気は掴めると思うので、興味があるならご確認のほど。
ところで私が Kindle Fire HD を購入して変わったのは、「新書レベルなら電子書籍でいいや」と考えるようになったこと。Amazon なら電子書籍のセールもあるし、これに関してはこれまで通り Amazon を利用することになると思う。しかし、手元に置いておきたいアナログ書籍の購入パターンは、今後かなり変わるだろうな。
これをきっかけにしてヨドバシカメラがアフェリエイトプログラムを開始したらどうなるか、少し想像してみた。もしかすると議案になっているような気もするけれど、これに関してはまだまだ早急な話かな。家電や PC 周辺機器およびサプライ品、そうして専門書籍というラインアップだけでも、面白いことになりそうではある。
話が飛んだ。
というわけで、冒頭で地元レベルの書店の脅威と書いたけど、こうなってくると脅威どころの騒ぎじゃない。書店そのものを雰囲気は嫌いじゃないし、実物を手にとって選ぶ楽しさというものがあるのはわかっているけれど、足がそちらを向く機会は確実に減るだろうな。