午前中、来週予定だった整体の日を今週と間違えるという失態。ドアを開けて「こんにちはー」などと言いながらスニーカーを脱いでいたら、施術室のほうから半笑いで「はい?」などというお返事をいただいて「あばばばばばば」。
というわけで、時間が余りまくってしまったので、今日のお昼ごはんは渋谷まで出向くことにした。
この時の脳内にはとんかつしかなかったのだけど、『元祖くじら屋』の前を通過したとき、看板に目が行った。知らなかったのだけど、ランチの日替わり定食は税込み1,000円でいただけるのね。
渋谷のど真ん中にあるお店とは思えない佇まいのとびらから店内に入ると、すぐに1階奥のテーブルに案内される。ここは数年前のディナー時にはりはり鍋を食べに来たことがあって、そのときは2階席だった気がする。
メニューを見ると、ランチは以下の6種類。
- 日替わり定食(税込み 1,000円)
- 鯨からあげ定食(税込み 1,350円)
- 鯨お刺身定食(税込み 1,468円)
- 鯨ステーキ定食(税込み 1,576円)
- 鯨てんぷら定食(税込み 1,350円)
- 鯨さえかつ定食(税込み 1,188円)
日替わり定食は上記2番目以降のどれかになるようで、今日は『鯨てんぷら定食』とのことだった。定食にはご飯・鯨汁・ミニサラダ・香の物・小鉢が付いて、ご飯はおかわり自由。
また、ランチ注文時には以下の追加メニューが選べるようになる。全品税込みで460円。
- くじらの唐揚げハーフサイズ(3ケ)
- 鯨上赤身刺身ハーフサイズ(4貫)
- 鯨ステーキハーフサイズ
それなりにお腹が空いていたので、上記からくじらの唐揚も追加注文した。
さて。鯨の天ぷらというのははじめて食べたのだけど、くじら肉特有のにおいが若干強いかもしれない。おいしくいただいたのだけど、私はやはり、唐揚げがいちばん好きかな。そんなわけで、追加で唐揚げを注文したのは大正解だった。レモンをかけて食べるのだけど、塩はテーブルになかったのがちょっと残念だった。卓上には、刺身用の醤油しかないのよね。
ところで鯨汁を食べるのもはじめてのことで、よくわからなかったものだから、会計時に聞いたみた。私がまったく知らなかっただけなのだけど、山形県の郷土料理なのね。で、山形県では結構具だくさんな感じの汁物 [01] のようだけど、元祖くじら屋では鰹ベース出汁の味噌汁に鯨の皮を入れているとのことだった。最初口にしたとき、わかめが固まってるのかと思ったのは内緒。
それにしても、久しぶりに揚げた鯨肉を食べた。私は小学生時代の給食で食べていた世代なのだけど、食べるとちょっとだけ昔を思い出した。
References
↩01 | 『くじら汁 — 山形市役所』を参照して下さい。 |
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