まろさん15歳。少し前から挙動がおかしいとは思っていたのだけど、病院で診てもらったところでは目が見えなくなっているという診断。
おかしいと気が付いたのは「首を傾げて歩くことがある」「歩いている時、障害物にぶつかることがある」という2点だったのだけど、まさかあげさんより先に悪くなるとは思っていなかった。
猫の老齢に因る失明というは普通にあることだし、もっと早くに気が付いていてもどうにかなったわけでもなく。異変にすぐ気が付いて状況を把握できたということだけが、ありがたい。
これで確定したことは、彼女の活動範囲内で部屋の模様替えをしないこと。トイレの場所やご飯の場所も変えないこと。移動する箇所に一時的に荷物を置いて邪魔をするようなことはしないこと。
予定はなかったけど、当面は引っ越しもできなくなったかな。
いろいろと調べてはみたのだけど、慣れたらなんとかはなるようだ。ぶつかりながら部屋を歩いていても、それに慣れるしかないのだから手助けはしないほうが良いらしい。というか、意外に慣れてはいる感じなので痛ましい雰囲気でもないのが救い。
そういうわけで、これからは(これまで以上に)声を掛けるように決めた。なんというか自己アピールのへたくそな娘なので、こちらからよく観ておいてあげないと何かあったら困る。
診断結果が出た今、ちゃんといつものトイレで用を済ませたことを確認できたので、そこはとても安堵している。砂かけが適当なのは仕方ない。あげさんも視力は弱ったという診断をされているのだけど、17歳だしなぁ。どちらも視力以外は大丈夫な感じなので、それは本当にありがたい。
つらいのはここまでで、元気に長生きしてくれたら。