佐賀県武雄市長と高木浩光氏のやり取りから派生した困った話

もふもふあげさん セキュリティ
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武雄市における図書館の問題 [01] が取り上げられてから日数は経ったのだけど、Twitter 上では #takeolibrary にてまだいろいろと話が流れております。

話は遡って1週間ほど前になるのだけども、当時のやり取りにて武雄市長が高木氏を恫喝するという流れがありました [02] [03] 。その後、高木氏は断筆宣言的な文章 [04] を残しつつ沈黙することになるのだけど、それを踏まえて。

先日、ハッシュタグ上にて @keikuma 氏が投じた質問があり、それに対する回答を @Soukaku 氏と私が呟くという流れになりました。

私の回答は、ダイレクトメッセージにてある方から代わりに書いて欲しいと依頼された内容です。私は図書館の関係者でも何でもないのでわかるわけもなく。メッセージを送ってきたのは Twitter を実名で利用している地方公務員の方なのだけど、「ちょっとしたことでも目が付けられるようになったら困るというか面倒なんですわ」的な雰囲気。特に表で回答したところで問題になるような内容ではないと思うしそれは伝えたのだけど、要は嫌になってしまったようで。

高木氏レベルになればいろんなところからサポートが入るだろうけど……ということで、私が代わりに回答することになった次第。今回の件に注目していて何かしら情報提供できるであろう方が、あのやり取りを見てしまったが故に書けなくなってしまったというのは理解できるのだけど、これはちょっと問題ではないのかなと感じたり。こうやってどんどん意見が言えなくなるような雰囲気のままあれこれが進むというのはヨロシクない。

聞く耳を持たない長が相手の実名と所属を把握して脅しを入れてくる可能性があるのなら、ちょっとした反対意見でも尻込みして言えなくなってしまう方というのは出てくるでしょう。結果的に長の周囲にはイエスマンしか残らないと。メッセージを送ってきた方には「何かあったらまた代理しますんで良いですよ」とは伝えたけど……インターネット実名制における最大のデメリットが、こんなところで発動してしまった。

ちなみに、現佐賀県武雄市長は日本フェイスブック協会会長だそうで。あーこわいわー。

References

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