期日前投票に行くのは、実は、今回が初めて。これまでは投票用紙が届くのが投票開始日よりも後になることと、(これも後から届く)選挙公報に一応目を通しているからという理由で毎回投票日に行っていた。ちなみに今回投票用紙が届いたのは昨日(10/17)、選挙公報は本日(10/18)帰宅後にちょうど目の前でポスティングされた。
でまぁなぜに今回、選挙公報を待たず期日前投票に出向いたかと云うと『都内で天候が良いのはおそらく今日だけ』『たぶん私の投票人生の中でいちばんの野党ダメダメすぎで悩むようなことがほぼ無に等しい』という理由。
対外的に私は消極的自民支持であることは公言しているのだけど、他に良さそうな候補者や政党があればそこに投票するということはありえるし、過去に比例区で他の党に入れたこともあった。だからニュースは追うし選挙公報はちゃんと読んでから投票日にゆっくりと……だったのだけども。自公以外に対する今回の感想は以下のような感じ。
- 希望の党
- 都政ジャーマンスープレックス豪快投げっぱの党首もそうなのだが、民進党から逃げ出して自身のスタンス捻じ曲げて党首に尻尾ぶんぶん振ってでも議員の座にしがみつきたいという方々が可視化されたという功績以外に結党して良かったことって何かあったっけ? しかも選挙中に踏み絵蹴飛ばす候補者が出てくるわでむちゃくちゃ。スタンス捻じ曲げて参加している候補者は軒並み落選してほしい。
- 立憲民主党
- 個人的に枝野代表は云うほど嫌いでない。が、左右混濁ごった煮だった民進党の中でも私の考える方向じゃない方々が集いまくったという段階でさようならであった。世間的には一定の評価を得ているのはわからなくもないのだけど、結局は希望の党から蹴られた方々の寄り合い的なイメージ。前原氏が「全員移籍」的なことを言う前に結党してたらどうだったかなぁとは思う。個人的には菅直人氏の小選挙区落選からの比例復活様式美があるかどうかに興味がある。
- 日本維新の会
- もともと眼中になかったのだけど、南関東比例区名簿1位に長谷川豊氏を入れた段階で完璧に投票することはなくなった。よくもまぁあのようなトラブルメーカーを引き込んだなぁという印象しかない。しかし本当にどうなるだろう。小選挙区では勝つ見込みなしという話だけど惜敗率というやつが問題ですねぃ。たぶん、今回の選挙でいちばん議員にしたくない候補者ナンバーワンが彼になるんだよねぇ。災いを生み出す口をなんとかしないと、仮に当選したとしても炎上しまくって大荒れになると考える次第。
- 共産党
- ポスター(ポスティングされたチラシ含む)でいちばん目立つ文言が「安倍政権にNo!」とかそれ政策ちゃうやろとしか。一応政策らしきものはポスティングされたチラシの裏側に書いてあったが、いちばん伝えたいことが安倍総理批判であるという段階でダメでしょ。安倍総理続投でなく、他の自公の誰かであれば良いというわけでもないだろう。それなら最初から「自公政権にNo!」と言った方がまだマシだった。キャッチーな文言ならなんでも良いと思っているなら大間違いである。
- 民進党から一転無所属になった方々
- 当選したらきっと、立憲民主党に擦り寄るんだろうなぁという印象しかないので、先に書いた通り。
- その他
- まぁね、とりあえず選挙がんばってください。
選挙結果はまだまだわからないけれど、与野党ひっくり返るようなことがあってもそれはそれで受け入れる所存ではある。でもまぁほんと、今回の野党勢に対してここまで絶望に近い感覚を持ったことはないよなぁ。
どのような党でもそれなりの規模なら解散など想定しない日頃からしっかり党運営してて、何があっても(多少なりとも)対応できるようにはなっているものだと幻想を抱いていた。どんだけボロボロやねん。
投票日はゆっくりして夜はお酒でも飲みながら選挙バラエティを観て楽しむことにするよ(いつものことだけど)。