穴見陽一氏（衆議院議員）のヤジと謝罪文の話【追記あり】

謝罪文警察ですこんちくわ。

平成30年6月15日に行われた衆議院厚生労働委員会にて、一般人である参考人（長谷川一男氏）の答弁時に穴見陽一議員が「いい加減にしろ！」とヤジを飛ばした件。念のため『2018年6月15日 厚生労働委員会（衆議院インターネット審議中継）』等を数回観たのだけど、音声は拾えていないようで。

自身の耳で聞けなかったのでエントリにするかどうするか悩んだのだけど、ここは突っ込まれたご本人が認めたということで話を進めてみる。でまぁ、お詫びと題した文章、いきなりこれ。（以降ピンクのアンダーライン箇所は私の修飾です）

いきなり「飛ばしたという」とか他人事のような書きっぷりにシビレたりする。続けてこれ。

しっかり謝れない人たちの定形パターンである、「〜とすれば」。スタンダードな言い回しは鉄板ですかね。挙句の果てにこれ。

長谷川氏の答弁を何度も観たのだけど、どこに差別要素があったのかさっぱり不明です。長谷川氏は特に学校などにおける受動喫煙の可能性に関して、児童の健康被害を訴えていたように思いますがね。後半は飲食店等にも言及してましたが。そうしてトドメがこれだ。

「しかたねぇなぁもう」という感情がちらちらと見えて、もはや心底お詫びする気とかないだろうというのが、読んだ側としての感想です。いや、なんで炎上したのか本気で理解してないんじゃないかなぁ、これ。

ちなみに音声が聞けなかった件、現場で聞いていた方のチクリだった感じですか。

動画に音声が入るほどの音量でなかったかもしれなくて、そうすると穴見氏が云うように「（周囲に聞こえる程度で）つぶやいた」というのは本当かもしれないなとは思った。ただ、そのシチュエーションを想像するに、イラついてだとか苦虫噛み潰したようにとか、そんな感じで声に出したのでありましょう。

穴見氏は未だ現役で、株式会社ジョイフルの代表取締役相談役らしい ^[01] 。問題が起きたときにしっかり対応できない役員のいる会社というのは、やはり信頼性に欠けますわねぇ。大丈夫ですかね、ほんと。

2018/06/22 00:02:00 追記

穴見陽一氏、『公益財団法人　大分がん研究振興財団』の理事 ^[02] もやってたことを記載するの忘れてた。

『大分がん研究振興財団とは？ | 公益財団法人　大分がん研究振興財団 公式ホームページ』に記載されているお題目を読むとクラクラしますね。『がん予防・治療の啓蒙活動』を行う団体の理事があんなこと云っちゃダメですわ。これを以てして本当にひどい話だなと思いました。

2018/06/22 20:20:00 追記

1日経って、以下のような記事が。

まぁ当然の結果と言えばそれまで、ですわねぇ。さすがに、がん患者でもある一般人に対して「いい加減にしろ」というのは立場上のことを考えてもひどすぎた。