あげさんがいなくなってから4回目の誕生日を迎えた

あげさんのために作ってもらったアレンジメントフラワー ねこ
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死んだのに誕生日と書くのもどうかな、と思ったりはした。生きていれば25歳で、そして今日も昨年と同じで雨だ。

カレンダーには毎月29日を月命日として登録してあり、朝5時にはGoogleからメールでお知らせが入る。前日にも「あげさんの日だよ」とMacBookやiPhoneがアラートを出してくれる。そんなことはわかっているし忘れることなどないと自身を信じているけれど、将来ボケたらどうなるのか考えたら少し怖い。

少し前、毎月29日が近づくといろいろと思い出すのはよいけれど、どうしてもマイナスな状況が先行してしまうことに気が付いた。「あのとき〇〇してたらよかったかな」「△△してたらよかったかな」「もうちょっとなにかできたんじゃないかな」。それで辛くなってしまう。

ここまで来るのに4年も掛かってしまったけれど、「楽しかったことをもっと思い出してあげないとだめじゃないか」という気持ちになった。やっと。

今日は朝から動いてやらなければならぬことを済ませ、地元の神社へお参りをし、代々木公園を散歩した。バラがそろそろ咲きだして、まぁでも満開になるのはもう少し先かな。

代々木公園のバラ

そうして渋谷でランチを食べる。

渋谷で天ぷら冷やし蕎麦を食べた

4月の29日だけは他の月命日と違って、地元駅付近にある花屋さんでアレンジメントフラワーを作ってもらう。スタッフの人に昨年作ってもらったものの写真を見せて、「今日は飼っていた猫の命日なのですが、昨年はこのようなものを作っていただきました。今年もピンクの花を主体にして作っていただけますか」。そうしてできたのは、アイキャッチにあるアレンジメントフラワーです。ピンクが多めでよい感じ。あげさんはピンクがとても似合ってたから。

お昼ごろにはまろさんにもご飯出さないといけないのだけど、いろいろと周っていたら帰宅が13時過ぎになってしまった。帰ったら「ごーはーんー」のアピールがすごかった。

ちょっといろいろとあって長い文章が書けない日々が続いたのだけど、自身に対する覚書として4年目のあげさん命日の話を。お寿司をデリバリーしたので、今日は一緒に彼女が大好きだったサーモンを食べるのであった。

あげさんとお寿司を食べるのであった

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