布マスクじゃなくてもいいよねという話

マスクするくまのぬいぐるみ 社会
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Twitterであれこれ書いていたのだけど、自身のまとめとして改めてエントリにしてみる。

政府が布マスクを1住所に対して2枚配布するというニュースに関して、肯定否定ごちゃまぜでいろいろな意見が出ている。ともかくは供給の追いつかないマスクに関しての対応だとは考えてるのだけど、布マスク使用そのものに是非を唱える人もいる。

政府からの説明としては、こうだ。

菅官房長官は午前の記者会見で、「店頭でのマスク不足が続いている現状の中、布マスクを5000万世帯すべてを対象に2枚ずつ配布することとした。布マスクは使い捨てでなく、洗剤で洗えば何度となく利用できることから、増加するマスク需要を抑制するという意味でも有効だ。洗濯などの不便はおかけするが、少しでも国民の皆さんの不安解消に取り組んでいきたい」と述べました。

「少しでも不安解消に」布マスク配布方針改めて説明 官房長官 | NHKニュース

「不安解消」というのがメインのキーワードらしい。

私も最初に聞いたときは「何を言ってるのだ」などと思ったのだけども、今考え直すに、これでは説明がやはり足りないと思った。「感染予防としての布マスク」にはほとんど効果が期待できないというのが一般的に言われていることだと考えるのだけれど、「マスク等を利用することで自身のくしゃみや咳で発生する飛沫拡散防止」という意味であれば薄めだとしても多少は効果もあるでしょう。

布マスクでは飛沫拡散の効果も薄いという話に関して。何もしていない状態の場合、くしゃみ等で拡散する飛沫は数メートルになるという話も聞いた。ならば、せめてそれを回避できるようにすることに関しては(多少なりとも)有効なのだろうなと。

現在のフェーズは、「誰かにうつされないこと」ではなくて「自身がすでに罹患していると仮定して、他者にうつさないこと」になっているのだと思います。不要不急の要件で外に出ない・外出時は他者との距離を取る・くしゃみや咳をすることで周囲に飛沫を飛ばさない。

そこまで考えて思ったのだけど、「ならば、マスクにこだわる必要はない」という結論になりました。布マスクに関して、洗い方やら使用に関する注意の情報が流れてきてはいるのだけど、それなら「バンダナやスカーフを利用して鼻から下を覆うようにする」でも良いではないかと。

「マスクじゃないと防げない」みたいな盲信が蔓延している気がする。そもそも、そのマスクにしてもちゃんと着用できていない人を散見するわけで。

とにもかくにも、現在考えないとダメなことは「自身が罹患していると仮定して、他者に迷惑をかけない」というスタンスだと思っている。ならば、マスクがなくても他で代用しても問題ないでしょう。マスクを自作している方々は多いと思うけど、そうでなくても対策はできますよね、きっと。

というわけで、個人的にはマスク切れ対策として良い絵柄のバンダナを数枚でも購入しておこうかと思いました。

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