席を譲ろうとしたら謝られた話

黄色い花を咲かすベゴニア 社会
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先日のこと。とある始発駅から電車の最後尾に乗って、座席のいちばん端に着席して移動開始。次の駅にて車椅子に乗った娘さんと、それを押すお母さんが乗ってきた。

私の隣の席は空いていたので、自分の座ってる場所を譲ろうと思い、私に背中を向けて手すりに身体を預けているお母さんに「すいません」と声を掛けたのだけど。

声の掛け方がおかしかったのかな。お母さんは振り向いて間髪入れず、「すいませんすいません」と謝ることになってしまい、ちょっとびっくりしてしまった。彼女は何も悪いことをしていないのに。

「いやいや、こちら座ってくださいよ」と言ったら安堵した表情になって、結果的には私が横にずれてお母さんは座席の端に座ることになった。

それにしても、謝っていたときの表情や声のトーンがあまりにも悲壮な感じで、もしかすると「車椅子と一緒に電車等に乗ることに関して、何かしら罪悪感でも持っていたりするのだろうか」などといろいろ考えてしまうハメに。

親切にされるのにも親切にするのにもスキルがいる。』という増田を読んだ。

余裕がないと(経験値を上げないと)誰かの親切に気付くことができないで間違った対応をしてしまう、という話なのだけど、あのお母さんもこれだったのかなぁ。どうじゃろか。

よくわからないけれど、ともかくはお母さん。車椅子の娘さんと目線が同じくらいになって、おしゃべりを始めたのでよかったなというお話でありました。

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