例のごとく今日と書きながらの昨日の晩ごはん。とても久しぶりに『肉じゃが』を作った。元関西人の私としては、使用するのが牛肉。他に用意したのは、れんこんとゴボウのきんぴら(スーパーで購入の惣菜)・なめこと豆腐の味噌汁。
『肉じゃが』のレシピは、Amazonのプライム会員ならPrime Readingから無料で読める『一生作り続けたいおかず』(田中伶子著/Amazonアソシエイト)を参考にしたのだけど、なかなかのお手軽感があって良いレシピであった。
材料に関しては以前にもどこかで書いたような気がするのだけど、豚肉を使うというレシピの存在を知ったのは上京してからのこと。当時はかなり驚いたように覚えている。だから上京当時、レシピの話をしたときに、「うちは牛肉だよ」「え?」「なに?」「普通は豚肉だよね?」みたいな会話が幾度か発生したのはよい思い出。
「牛肉は高い」というイメージも相まって、大阪在住時代の『肉じゃが』というのは、どちらかというと贅沢な部類のおかずだった。ここは各家庭で認識が違うとは思うのだけど、私としてはそういうイメージだった。「豚肉を使ってよいのか、なるほど」、みたいな意識改革が発生したのだけど、先入観というのはこわいね。
まぁでも今回は個人的な原点回帰として、牛肉を使った。やっぱり慣れ親しんだ食材で食べるほうが、なんとなくだけども安心する。昨今では牛肉もお手頃価格で購入できるので、贅沢品という認識はしなくなった。
関西方面では『すき焼き』も牛肉を甘く煮るという感じなので、そういうところでの嗜好傾向はあるのだろうな。ともかくは、牛肉で作った久しぶりの『肉じゃが』はおいしかったです。