総務省統計局の家計調査対象に選ばれた話

総務省統計局からいただいた計量器具 社会
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ポスティングされたチラシを読むまで、世の中にそのようなものがあるとは知らなかった。少なくとも私の周囲には対象となった方がいなかったわけで、こういうことに選ばれるというのは貴重な体験である。そういうわけで、面倒くさそうであることは承知しつつ協力することにした。

ざくっと引用すると、総務省の家計調査とは以下のような感じ。

 家計調査は,一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約9千世帯の方々を対象として,家計の収入・支出,貯蓄・負債などを毎月調査しています。
 家計調査の結果は,これら調査世帯の方々の御理解・御回答によって得られており,我が国の景気動向の把握,生活保護基準の検討,消費者物価指数の品目選定及びウエイト作成などの基礎資料として利用されているほか,地方公共団体,民間の会社,研究所あるいは労働組合などでも幅広く利用されています。

統計局ホームページ/家計調査

協力するにあたりはいろいろと冊子を渡されるのだが、ネット回答ができなかった時代には手書きで対応していたかと思うとぞっとするのは正直な感想である。ちなみにネット回答を選択することを調査員の方に伝えると、ログイン用のIDとパスワードが書かれた紙を後日手渡しされることになる。

いやほんと、これはネット回答がマストな案件だ。ともかくは日々の家庭におけるお金の動きを事細かに報告することになるので、普段から家計簿を付けている家庭じゃないとかなり敷居が高いような気がする。

いくつか調査員の方に聞いて驚いたことは、「最初の1ヶ月、食料品に関してはグラム数であるとか容量であるとかも品目と一緒に記載する」というルールだった。例えば大根を購入したら、そのグラム数を測ってそれも記載しないといけない。パックされてるもので容量が記載されているものであれば、それを記載する。豚肉257gを購入したら、そのまま金額と257gという数値を書く次第。

容量を報告するにあたりは計量器具が必要なわけで、それも提供される。アイキャッチ画像に使ったものが、それである。総務省統計局の名前が入ったパッケージの計量器具とか、まぁ選ばれることなく生きていたら見ることもなかったろう。タニタの計量器具は持っているけど、いただけるならもらっておきましょうという感じであった。

というわけで、明日(2020/12/01)からは家庭の事情を赤裸々に報告することになる。なかなかに面倒くさい気もするけれど、もともと家計簿は付けていることもあって、そういう意味では精神的負担も軽いわけで粛々とこなしていこうと思う。

ちなみに、調査員の方に「これって拒否してもいいんですか?」と聞いたみた。

回答としては、「引っ越したり家族に不幸があってそんなに気が起きないとかまぁ家庭の事情によっては対応するけれど、国の方針を決める1つの指針にもなるわけで可能な限り協力してほしい」とのこと。うん、そりゃそうだわな。

なお、ネット回答の場合はレシートを撮影してアップロードすると登録代行をお願いできる仕組みが用意されていた。極力楽にということなのだろうけど、いやほんとこれは大変だわ。まぁでもがんばります。

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