家族が脳梗塞で倒れたので減塩料理を作ることになった

もふもふあげさん 介護
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特に大事にするつもりもなかったので関係者にしか報告していなかったけども、昨年の11月中旬、家族が脳梗塞で倒れて大学病院に担ぎ込まれた。そのまま緊急手術を行ったのだが、結果はあまりよろしいものでもなく。内容は端折るけれども、大学病院に1ヶ月。そこからリハビリ系の病院に転院して約半年。2022/05/29(日)にやっと退院となった次第。

今後は基本的に自宅にて……ということなのだけど、毎週リハビリ(入院していた病院からスタッフ派遣での訪問リハビリ)は続くしデイサービスやショートステイも利用して私の時間も作りつつの生活を行うことになった。1週間が慌ただしい。

毎週末はショートステイをお願いしており、とりあえずは時間もできたのでやっとこ日記も書く気力ができたなかなと。

そんなわけですが、料理ですよ料理。リハビリ病院での栄養士さんとの打ち合わせにおいては「1日9gまでならいいですよ」という、かなりゆるい条件での制限が出た。1日6gまで……と言われることを想定していたのだけど、ここに関しては正直ありがたい話でもあった。

ただそうは言っても血管系疾患なわけで、高血圧は最大の敵であり塩分は気にしたほうが良いだろうということで、それを意識していろいろ考えることにした。自宅にあった調味料系は減塩系にリプレース、無塩のものがあればそれも採用。カリウム塩を利用した減塩しおも使用許可をもらったので、これも気持ち的に楽になった要件。ちなみに減塩しおは腎臓に病気のある人は使わないほうがよいやつなので、一応注意。(この手で判断に困ったときは、ちゃんと病院にいる栄養士さんに聞きましょう)

そういう流れではあるけれど、我が家の場合。「1日9g制限は言われたけれど、可能な限り減塩した料理(でもしっかり味わえる)を出すことを心がける」&「楽できることは楽をする。無理しない」ということにした。レシピは基本書かないけれど、どういうものを作ってその1人分の塩分量はどうだったか、みたいなものを今後は記録しておこうと思ったのであった。

ところで。これまでも料理日記を書いていたけれど、これがとても良かったことは特筆しておきたい。入院した病院では栄養士さんとのミーティング的なものが用意されたりするし、ソーシャルワーカーさんとも日々の食事に関して聞かれることがあるわけで、そのときにこれまで作っていた料理の写真を見せて基本的な味付けの方向を説明できると、いろんな話をスムースに進めることができる。ちゃんと記録しておくということは、いざというときに助かると心底思った。それなりの年齢になってきたら、(SNSでアップロードしなくていいから)食べるものの写真は撮っておいたほうがよろしい。

上記。やはり何人も料理はできたほうが良いと本当に感じた。病院&リハビリ関係者に私が料理してたことをいうと、皆が口を揃えて「それはすごい」だの「すばらしい」だの言ってくる。これは自慢でもなんでもなくて、私はそれを聞いて「世のおっさんのほとんどは本当に料理しないのだな」と認識を新たにした次第。いやほんと、誰かが倒れたときに料理できない人はめちゃくちゃ困るんじゃないかと思った。札束で解決できる人はそれでいいけど [01]

なお、退院日である29日はあげさんの月命日だったことあり、(今回だけは塩分無視して)退院祝いも兼ねてお寿司をデリバリーした。醤油は減塩醤油を使ったけれど。

仕事。完全テレワークでよかったと本当に感謝している。そういう意味では正直、コロナさまさまだったりもする。これが通勤必須の仕事に従事していたらと思うとぞっとする。というか、きっとどうしたら良いのかかなり悩むことになったと思う。コロナ禍以前、同じような状況になった方々はたくさんおられただろうし、今でもそのような方々がおられるだろう。本当に大変(だった|だろう)と思う。

スマホで散歩しまくるゲームをしていて良かったと思ったこともある。少なくともこの数年で自宅中心に半径4〜5km以上は歩き倒したので、かなりの土地勘が養われた。移動するとなれば車椅子を押すことになるわけで、坂道を極力回避して如何に最短で目的に着けるかどうか、脳内シミュレーションできるからである。とは言うものの、かなり筋肉が付くような気もしている。

そんなわけで、この文章を以て減塩料理日記の序章ということにしたいと思います。

References

References
01 困ったときにお金で解決できる能力があるならがんがん利用するべきとは思ってる。
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